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 3本指教程・基礎編

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 ● 3本指教程・基礎編1回目/はじめに-1

 

 ギターの演奏には、aをm,iと同等に使えるように訓練することが必要とされています。それは、多くの教則本において語られていることですが、必ずしも訓練のためのテキストは豊富ではありません。一般的な教則本でもaを使うことがないわけでなく、アルペッジョではchまで使う ことを目指したテキストもありますが、訓練のための訓練……つまり、ある時期の通過点として練習する課題の一つにしかなり得ていません。結局aは、m,iの交互では演奏が困難な場合にのみ、補助的に使われる指として位置づけられてはいないでしょうか。
 

もちろん補助的な使い方では問題があるというわけではなく、補助的な使い方をしていても素晴らしい演奏をする方々は少なくありません。裏を返すと、aが自由に使えたからと言って、音楽的に勝れた演奏ができるという訳でもないのです。
 しかし、私の乏しい経験からも、aの運動機能を高めることは、演奏の技術的難しさを軽減することが可能であり、表現の幅も小さくない広がりを持つことができると感じます。

 aの運動機能を高めるためには、aのみに何らかの訓練を施して可能であると言うわけではありません。少なくない人たちがaの指ばかりを考え、短時間で成果を見ようとしたばかりに機能障害に陥ったり、限界を感じて訓練することを放棄した話しをよく耳にしました。
 

m,i交互の訓練が相当のレベルに達している人ほど、無理をして機能障害に陥るケースが多く、なかなかm,i交互で弾くようにはいかないために限界を感じ……と、言うより必要性を認められない段階で訓練を放棄してしまうのです。
 

まず、aをm,iと同等に使えるようになるためには、長い訓練期間と、m,iと同等に使った無理のないテキストが必要です。また、学習者それぞれのレベルで、過去に弾いたことのある楽曲や、将来弾こうと考えている楽曲からパッセージ部分を抜粋して、3本指の運指を考えることは極めて有益です。
 基本編を終了できる2〜3年後には、可能なかぎり数多くの楽曲からの抜粋で3本指運指を試し、実践的運指を直感的につかめるようになるのが理想です。(続)
 

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