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 3本指教程・基礎編

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●3本指教程・基礎編11回目基礎編-9

4,については、低音の開放弦を指していますが、技術的な面で困難である場合には、消音が主目的ではないので、極力両手・両肩の柔軟性を保つことに心がけて、消音は無視してもかまいません。
 弾弦(撥弦)の作業では、多かれ少なかれ筋肉は緊張しています。また、耳が協和音(あるいは単純な響き)を聞いているときより、不協和音(あるいは複雑な響き)を聞いているときの方が筋肉は緊張し、関節は固い動きをする方向へ向います。
 

演奏に熟練することで、その緊張(精神的にも)をできるだけ少なく、また効果的に消化できるようにはなります。しかし、この3本指奏法を習得しようとしている段階では、難しいことが少なくありません。そこで、将来的にも有益な「消音」という技術で、筋肉や関節の柔軟性を保つようにしてみてはどうでしょう。
 

まず、1小節3拍目の5弦を弾いた直後に、6弦にpをふれて消音します。同様に2小節1拍目の4弦を弾いた直後に、5弦にpを触れて消音します。一度かるく弦に触れると実音は消えるので、いつまでも消音した弦にpを触れている必要はありません。
 次ぎに、2小節3拍目の5弦を弾くときには、かるくアポヤンドをし、3小節1拍目の6弦の時も同様にかるいアポヤンドをします。このアポヤンドは、右手全体が柔軟な状態でなければ難しく、先にアポヤンドするところを抜き出して練習する必要があるでしょう。
 

以降同様な方法で消音するのですが、消音したにも関わらず色々な音が聞えてくると思います。それは倍音という音で、弾いていない低音弦が共鳴して出ています。*印のヶ所が特に強く出る音ですが、1小節目の(*)印は消音するpが8分音符の時間を越えて6弦に触れているときには出ません。また2小節目の(*)印は4弦が共鳴して出る音ですが、同音である5弦が鳴っているのでこの小節内では目立ちません。この音は、3小節目のシに移行した瞬間に濁ります。
 倍音が気になるほど大きく出ない楽器もありますが、もし濁りが気になるときには前記の方法で消音します。

 

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