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 3本指教程・基礎編

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 ●3本指教程・基礎編13回目基礎編-11

話しが少々横道に入りましたが、譜例9のように同一音型の繰り返しであれば、アルペッジョのように同じ運指を考えれば容易になりるはずです。
 そこで、比較的弾きやすかった1小節と3小節を使って、弾きやすく繰り返しの可能な運指を考えてみましょう。


 まず、?は1音だけであることから、そのラにはpにもっとも近いiを使うことが重
要になります。(このとおりの単音であればpを使う運指も考えられますが、pを使う運指は応用編で詳しく触れます)そこで、1小節目の運指のラをiに換えただけの譜例10-aを弾いてみて下さい。

●譜例10-a,b

五線下のカッコをつけた3音は、譜例9の同じ3音よりずっと弾きやすくはなりましたが、3回くり返すとなると手に馴染まない人が少なくないと思います。
 それでは、最も弾きやすかった譜例9の3小節目で考えてみましょう。
 これはこのままでも繰り返しが可能です。ただ、小節最後の音にiを使っていることから、これまでの練習をしてきた手は、繰り返したときの最初の音にaを使いたくなるので、使いやすい運指とは言えません。そこで譜例10-bの運指を何度か練習してみて下さい。それほど回数を練習しなくても繰り返しが容易になり、テンポを上げられるようになったと思います。

 譜例10-a,bともi-a-i-a(譜例10-bはくり返したとき)という運指になるところが
ありますが、どうして譜例10-aはなじみづらく譜例10-bは違和感を感じないのでしょう。
 これは、a,mが異なる弦に使われるか同一弦に使われるかの違いと、1音型の中でa-m-iの順が中断されるか連続されるかの違いでおこります。
 a,mは異なる弦のときより、同一弦に使われるときの方が運動機能が高まります。また、ある音型には固有のリズムがあり、そのリズム感にマッチしない運指は弾きづらさを感じさせます。ちなみに譜例11-a,bを弾いてみて下さい。譜例10-a,bをそれぞれ半小節ずつ入れ替えただけなのですが、譜例11-bは全く運指がなじみません。反対に、譜例11-aの方が弾きやすさが感じられると思います。

●譜例11-a,b

 このように音型によって、あるいは、使われる弦によって指順を変更することが少なくありませんが、あくまでもa-m-iの指順が基本になっていることを理解して下さ
い。

 

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