続々・PTA組織の解体
続々・PTA組織の解体-1 
北海道教育庁・教育局質問状-1

続々・PTA組織の解体-2 
北海道教育庁・教育局質問状-2

続々・PTA組織の解体-3 
北海道教育庁・教育局質問状-3

続々・PTA組織の解体-4
北海道教育庁・教育局質問状-4
続々・PTA組織の解体-5
 北海道教育庁からの回答-1

続々・PTA組織の解体-6 
北海道教育庁からの回答-2
続々・PTA組織の解体-7 
北海道教育庁からの回答-3
続々・PTA組織の解体-8
北海道新聞記事と北海道テレビ番組
続々・PTA組織の解体-9
北海道教育庁からの回答-4
続々・PTA組織の解体-10 
事務連絡活用例
 
 




 
 
 
 
平佐修.クラシカルギターウエブサイト
ホーム プロフィール 演奏会予定 楽譜・CD販売オンラインショップ 演奏MP3 リンク 平佐修へのメール
PTA組織の解体・続続々へ

PTA組織の解体1へ   

 


続々・PTA組織の解体-1
「北海道教育庁・教育局質問状-1」〜新連載。 一挙にアップしました〜!

続々・PTA組織の解体-1 「北海道教育庁・教育局質問状-1」

■札幌市PTA組織の解体1-序-1【札幌市PTA協議会会長への公開質問状(1)】

 「続・PTA組織の解体」を書き終えたときに、もうPTAを退会したのだから“しょうもない教育委員会”や“組織エゴ丸出しのPTA上部組織”たたきをやめて、息子の通う小学校のPTAを後々の保護者にも居心地の良い組織として作り替える作業”にシフトしようと考えていた。

 考えてはいたが、平成23年2月28日付けで札幌市教委から届いたメールにある「文部科学省発出の事務連絡は都道府県教育委員会へ、北海道教育庁からの事務連絡は市町村や関係団体への優良PTA文部科学大臣表彰要項改正の周知を目的にしたものであり、」という疑問の大きい回答が気になり、道内各市教委に質問状をメール送信してみた。

北海道内各市教育委員会
生涯学習担当課御中
 平成23年3月14日
 拝啓。
札幌市立小学校に子どもを通わせている保護者です。
 PTAの運営に大きな疑問を感じ、札幌市教委へたびたび質問を重ねておりますが、「平成22年度優良PTA文部科学大臣表彰」における「推薦団体選考基準」に、各自治体(市町村)教育委員会で格差があることを、道内各地に在住の私の知人(PTA役員を含む)から耳にし、以下の質問をさせていただきます。

� 年度変りを控え何かとお忙しいことと思いますが、ご回答いただけますよう宜しくお願い申し上げます。

【質問内容】
北海道教育委員会より「添付PDFファイル(道教委回答文.pdf)」にあるとおり、「平成22年度優良PTA文部科学大臣表彰」に関わる「事務連絡」が平成22年5月19日付けで道内各市町村教委へ発出されました。
 貴教育委員会ならびに御地PTA関係団体は上記文科省「事務連絡」内容を順守の上「推薦団体選考」をされ「調査票」を道教委へ送付されたことと思います。

質問:1北海道教育委員会から発出された「平成22年度優良PTA文部科学大臣表彰調査票」等に、「平成22年度優良PTA文部科学大臣表彰について」の「事務連絡(添付ファイル「事務連絡」)」が添付されていたかいなかったかをお答え下さい。

また、「事務連絡」には調査票の「記載項目と記載例を一部変更しております。」との文言があり、「これは、PTAが任意加入の団体であることを前提に、できる限り多くの保護者と教師が主体的にPTA活動に参加できるよう組織運営や活動内容の工夫をしている団体を適切に評価できるようにするものです。」との“変更理由”が続いておりますので、これは「平成22年度の評価基準の前提」を記述していると読み取れます。

質問:2文科省が「PTAが任意加入の団体であることを前提に、」との「適切に評価する基準」を、貴教育委員会として被推薦PTA関係団体に通知されたかどうかをお答え下さい。

前質問に関連しまして、貴教育委員会が被推薦PTA関係団体に「PTAが任意加入の団体であることを前提に、」との通知をされていましたら、質問;3にお答えください。

質問:3「PTAが任意加入の団体である」ことを保護者に伝えていたかどうかの判定を、貴教育委員会としてどのような方法で確認されたかをお答え下さい。

平佐 修

 

 回答をいただいた11市教委の回答をまとめると以下のようになる。

●推薦要項に「事務連絡(文科省)」が添付されていた市教委=5
●推薦要項に「事務連絡(文科省)」が添付されていなかった市教委=5
●「事務連絡(文科省)」があとで送付された市教委(期日・理由は不明)=1
 *個別の市教委名は省略。「添付されていた」と回答を寄せた中の1市教委は、「事務連絡(文科省)」を添えて各学校へ「表彰要項」を送付したと回答。

 ??…ナンでや??? 取り扱いにバラツキのあることは推測できていたが…ナ・ン・デ・ヤ! 
 

 各市教育委員会からの回答は、おそらく「 続・PTA組織の解体-5」に掲載した平成23年2月22日付けの札幌市教委からの回答にある

「文部科学省発出の事務連絡は都道府県教育委員会へ、北海道教育庁からの事務 連絡は市町村や関係団体への優良PTA文部科学大臣表彰要項改正の周知を目的にした ものであり、単位PTAに送付する考えはございません。 」

と同趣旨の回答がほとんど全部であろうと考えていたが、ぜ〜んぜん違いましたね…やれやれ…。
 

 各市教委からの回答のバラツキは、「事務連絡」の扱いが“北海道教育庁の段階でバラツキがあった”ということを意味していた。ナント(!)文部科学省をコケにした事務処理であることか!
 こんなずさんな事務処理だから、PTA上部組織は好き勝手なことを言ったりしたりするのである。教育委員会は、PTA上部組織から甘く見られているか、当初から私が感じているように、PTA上部組織と教育委員会は“もたれあい”の関係を作っているのである。 

 まあ、役人とPTA上部組織のなれ合いで継続してきた“イベント:文部科学大臣表彰”だろうから、役人達が手抜かりない事務処理を心がけていなくても教育現場に実害は無いだろう…くらいに思っていた。 
 と〜ころがところが、この「優良PTA文部科学大臣表彰」はそんな軽々しいイベントではないらしい。

 全国のP連(P協)では、文科省の「被推薦要項」とか「活動評価」とは関わりなく、推薦の順番が決められているところが少なくない数であるらしい。 それも ナンでや?…と思うが、言わば「P連(P協)に従順な単Pが優先的に推薦される」のだそうだ。各教育委員会にそんな推薦の仕方ができるのか〜?…と思ったら、「関係団体(PTA)から推薦のあったPTAを道教委に報告しています。(札幌市教委ほか)」なのだそうで、札幌市教委では調査票記載内容についての確認はしていない。 文部科学省に推薦団体個々の調査票記入内容確認ができるはずもなく、道教委も確認をしていると言いながら確認している部署は不明である。 文部科学省の事務は北海道教育庁に渡り、各教育局(後述)を通して所管の市町村教育委員会に通達される仕組みになっている。文部科学大臣表彰の「被表彰候補団体調査票」はちょうどその逆の経路をたどって文部科学省に渡るのであるが、経由するどこの機関でも調査内容についての確認は行っていない。多分、もともと文部科学省も、調査票の審査要項に違反しない記入があればOKということなのだろう。

 ド〜こも調査内容確認をしていない…? 『…ンなバカな公費の使い方があるか〜?』と調べると、北海道PTA連合会ホームページの事業内容に「○文部科学大臣表彰」とある。 
 あれ〜っ?…「文部科学大臣表彰」が「北海道PTA連合会の事業」なワケ?…ンなワケないでしょう〜…で、もしかすると「被表彰候補団体調査票」内容の確認審査は、北海道PTA連合会が「選考委員」役をしてるのか〜?!…と疑問的納得ができた。 
 な〜るほど。お手盛り推薦ネ! そうそう、「上部組織に従順な単P」には、なぜか表彰を受けることを「名誉」と感じている会長さんが少なくないのだそうですよ。ひょっとすると、名誉欲旺盛な単P会長さん達は北海道PTA連合会に“すりすり”するのかもね〜。 名誉心ね…。そりゃあ「表彰」と聞けば「名誉心」は付き物ですよ。 P連(P協)には独自の表彰制度もあり、団体ばかりでなく個人表彰もあるそうなので、PTAは表彰だらけの組織と見える。北海道内の情報はまだないが、表彰されると自治体から「金一封」が出る話しも聞いている。 
 PTA上部組織には、名誉心旺盛な方達が大勢お揃いのようである。

 表彰が真のPTA活動の励みになるのであれば表彰制度はあって悪いことではないと考えるが、表彰を目的の活動や会員確保が行われているとすれば本末転倒と言わざるを得ない。その活動が「本当に子どものためなのか?」という疑問は単P一般会員同士でも語られているし、会員の確保が「便利なお財布」と揶揄される会費集めの手段として「強制入会」や「自動入会」に結びついているとすれば、「入会非入会の自由は基本的なこと。(札幌市PTA協議会事務局長)」は「単なる基本的なお題目(建て前)」にしかなり得ない。 

  いやいや、私はそんな瑣末的ことを言いたいのではない。現状のPTA組織は「悪い」のである。どこかを修正すれば良くなる程度の悪さではない。 
 最も悪いのは、教育委員会とPTA上部組織の「もたれ合い」「なれ合い」関係である。天下りと見える人事もある。その関係ができ上がってしまった理由は、これから本連載で明らかにしようとしている北海道教育庁の“ぬる~い”姿勢であると考える。(続)


                       **  063-0034  札幌市西区西野4条9丁目4-38-201  **
                       **  Tel&Fax   011-671-5363                    **
                       **  携 帯   090-5229-6992                   **
                    


             *平佐修メールアドレス:hirasa-quit@mbm.nifty.com

 

PTA組織の解体