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石の上にも三年だってか?初級編・初級編-3

次ぎに、譜例-2を見ながら、意識して長い方の音を強めに弾いてみて下さい。決して“うんと強く”ではないのですが、強く弾く音に「アクセント記号」をつけておきます。

●譜例-2



 どうでしょう。同じくらいの音を弾こうとするときより、思ったくらいの音が出せているように感じませんか?
 無意識に長い方の音を強目に弾いた人もいると思いますが、とても重要なことなので、その感覚をなくさないようにしてください。


 そうなんです。強弱(拍子)をつけて弾くことは、指の運動機能が高まり、意識に沿った動き方になります。スポーツで「リズミカルな動きを心がける」ことと同様な意味あいで、ギターを弾く上でも大切なことですから、つねに音を出すときには“強め”なのか“弱め”なのかを意識しましょう。
 それでも、異なる指で“同じ音(音量・音質)を弾ける”ということは必要ですから、たえず練習しておかなければなりません。


 さて、ついでですから譜例-3を見ながら、2弦でも同じ練習をしておいて下さい。2弦の階名は「シ」です。「ミ」の音と同じに、ギターの指板上には「シ」の音はいくつもありますが、当分の間「シ」といったら2弦の開放弦(どこも左手で押さえない)の音と思って下さい。

●譜例-3



 さて、「ミ」は1弦の開放(どこも左手で押さえない)の音でした。
 ここで、誰もが知っている“音階”を思い出して下さい。
そうです。「ミ」は、ド-レ-ミ-ファ-ソ-ラ-シという7つの音の3番目にあたります。 「ミ」の次ぎは「ファ」です。「ファ」の音は、1弦の1フレットを左指で押さえてから弾くと出ます。“フレット”とはギターのネック(竿)の指板部分を区切って
ある金属の棒のことを言います。この棒は、各弦が半音ずつの音程を出せるように、19本付けられています19フレットがサウンドホール(ボディーに空いている穴)で途切れているギターもありますが、一応ギターのフレットは各弦19まであると考えます。


 「ファ」は1弦の1フレットを押さえると出るのですが、弦を押さえる位置と、押さえる指のフォームがとれていないと、しっかりとした音が出ません。また同時に、 ネックの裏側で支える親指の位置と指のフォームも大切ですが、少し後でアドヴァイスします。


 さて、「ファ」のフレットを押さえる指は1と指定されることが多く、ギターの楽譜では「ファ」の音の近くに数字が記されています。
 1は左手人差指のことをさしています。
 「ファ」の音が出せたら、今度は「ソ」の音を出しましょう。「ソ」は1弦の3フレットを薬指で押さえた音になります。別に薬指でなければならないことはないのですが、今は薬指で押さえるようにして下さい。その薬指を3といいます。

 まとめます。
 左手 人差指:1 薬指:3
 右指 人差指: i  中指:m
 ミ:開放弦 ファ:1フレット ソ:3フレット

 それでは譜例-4を練習しましょう。
 押さえる左指の番号と、弦を弾く右指の記号を指定しておきます。
 注意しなければならないことは「弦を押さえる指は、フレットのすぐそばを押さえる」ということです。
 注意点はいくつかありますが、弦を押さえる左手に不必要なほど力を入れると、弾弦する右指や右手まで力んでしまいます。なぜそうなるかと言うと、日常生活では左
右の手が同じような働きをすることがほとんどで、片方に力が入ると、もう片方にも力が入る習慣になっているのです。
 ですから、できるだけ少ない力で弦を押さえ込む必要があり、最も少ない力で弦を押さえられるポイントがフレットのすぐそばなのです。

●譜例-4a,b



 譜例-4aは、1弦で弾くように指定された音です。その弦の指定が、○の中にある数字です。譜例-4bに○2とあるのは、2弦で弾くことを指定しているわけです。