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石の上にも三年だってか?初級編・初級編-4

さあ、うまく弾けたでしょうか。こんな2小節の練習ですが、今後役に立つ大切なことがいくつも含んでいる課題なので、注意点を個条書きにしますのでチェックして下さい。


 1,同じ弦で、ある指(今は1の指)で押さえた後、異なる指(今は3の指)でさらに弦を押さえるとき、音の低いほうの指(1)を離さずに音の高いほうの指(3)を押さえられるようにする。
 2,各指の指の関節は曲げるようにして、指先で弦を押さえられるようにする。
 3.右指の弾弦の仕方「弦を叩くように弾く」と同様に、左指も弦を叩くようにして押さえ、押さえている指を離すときは、叩くのと同じくらいの早さで離して下さい。

 さて、『そんなことできるのか?』と思われた方は少なくないと思います。そうです。ここは“第一関門”で、『ギターは限りなく自分にとって不向きな楽器である』などと思ってしまう人が出てしまうかも知れません。


 指導する側でも難しいところで、体格や両手の骨格を見たうえでなければ、うまく次の段階に進められないところです。少しだけ補足的なことを写真を添えて書いておきますから試みて下さい。

 1,は、先ずネックの後ろで支えている親指の位置が、1フレットと2フレットの間(少し1フレット寄りの方が押さえやすい人が多い)の、ネックの幅の半分くらい(半分よりは少し高音弦寄りがベター)のところで支えます。そのとき、親指の爪側から見て中央ではなく、1指(人差指)側を関節を曲げないで支えるようにしてください。

●写真2枚

 2,は、基本的な弦の押さえ方を言っているのですが、弦を押さえる指は関節を“順の方向に”曲げて、指先で押さえるようにします。ただし、1指の付け根の関節だけは逆に“反り気味”の方が指先の間隔を開きやすくなります。
 そのとき、1の指も3の指も、フレットに対しては並行な関係にはなりません。手の大きさにもよりますが、フレットに対しても、弦に対しても45度位の角度になるのがベターです。

●写真2枚

 3、は、基本的な弦の押さえ方(離し方)を言っていますが、右指の弾弦の仕方(弦を叩くように弾く)はこのかぎりではありません。ただ、両指とも“叩くような動作”をするとタイミングを合わせやすくなりますから、音楽的なニュアンスつけを試みるようになるまで、基本的な指の動かし方として“弦を叩く”を忘れないようにしてください。

 さて初級編-3(譜例-3)で、2弦でも1弦と同じにm,i,の交互で弾弦する練習をしてもらいましたが、ここでも同じことを2弦でもしてみて下さい。(譜例-4b)


 注意することは1弦と全く同じです。ただ、メロディーを弾くようになると困ることがあるので、次のことをチェックしておいてください。


 2弦を押さえたとき、1と3指の内側(腹側)が1弦にさわってはいないでしょうか。
 必ずしも“絶対にさわらないように関節を深く曲げる”必要はありませんが、さわらなくても“しっかりと弦を押さえられる”ことが必要です。
 譜例-5は、これまでに出てきた6つの音を、低いほうから音階順に並べたものです。

●譜例-5a


●譜例-5b
 


 

 これら6つの音を不規則に並べておきましたので、指さしをして、すぐに階名で読めるようになりましょう。