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【石の上にも三年だってか?初級編-7】

 前回は、楽譜の“前提”である“拍子”のことを少し詳しく書きました。
 今回はその“拍子”を、皆さんが絶対知らないメロディー……私が作ったメロディー
ですから知っているはずがありません(!)……で、きちんと意識して弾けるかどう
かをテストしてみてください。
 もう一つ、これまでは目にしても「休み」くらいに思っていた休符に意識を向けて
みてください。「休符」は単なる「(演奏の、弾弦・押弦の)休止」のことではなく、
「音を響かせてはならない時間」を表しています。
 独習というのは、自分が“生徒”であると同時に、かなりのウエートで“先生”を
しなければなりません。その役目を果たすのは、自分の“耳”です。
 技術的な学習に意識が向いすぎると、自分が出している音は聞いているようでも、
なかなか聞えてはいないものです。また、弾いた音に意識が向っていても、開放弦
(特に低音)の余韻や、倍音にはなかなか意識は持てないものです。
 開放弦や倍音の消音はとても面倒なことですから、今は「音を出すだけでもいい段
階」としておきますが、休符がある所では“響きを止める”工夫をしてみましょう。
響きの止め方はそのつどアドヴァイスしますので、できることから実践してみましょ
う。

●譜例-11
●譜例-12
●譜例-13



 譜例-11と譜例-12は4拍子ですが、テンポ表示が違います。おおよそのテンポをメ
トロノームの目盛で記しておきましたが、厳格に守る必要はありません。
 譜例-13は譜例-12と同じテンポ表示ですが、表示より早めに弾きたい気分になった
人は、表示にこだわらず早く弾いてみてください。もちろん休符を忘れてはいけませ
んよ!

 ギター教師に師事している多くの学習者は、休符の時間が短い(休符のところだけ
テンポを速く感じてしまう)ことを注意されます。それは、次の音を弾くことに意識
が向いすぎることもありますが、音を出していない時間に“緊張感”を感じてしまう
ため、その緊張感から開放されたい(早く通り過ぎたい)無意識がはたらくのです。
 音を出しているときも、音を出さないときも、同じテンポと拍子感をキープできる
ようになりましょう。(続)