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釣り竿読売新聞2003年8月9日夕刊掲載

 

万年 六糸坊

「つり竿ー16」(読売新聞2003年8月9日夕刊掲載)


 地下鉄東豊線を終点の福住で降り、とどまることのない国道三六号の車の流れを左に見て札幌ドームに向う。ドームへは月寒一条十八丁目の交差点の巨大な歩道橋を渡って入るが、そのまま一○○メートルほど進と、下り車線側に「うらうちない川」という川名表示板が見える。
 川に裏表があるのか、左岸右岸のどちらが「うら」なのかは解らないが、見回したところ裏も表も家だらけである。
 多分この川名は「ウラシ・ナイ(笹・川)」又は「ウライ・ウシ・ナイ(簗・多い・川)」と同じ意味のアイヌ語名であろうと思う。だが、ほとんどのアイヌ語名にはカタカナや漢字の当字がされているのに、なぜこの川名は平仮名表記なのだろう。北海道川名の不思議の一つである。
 小学校に上がる前の頃、札幌市富丘を流れる三樽別川沿いに親戚の家があった。自宅は本町の手稲駅近くにあったが、しばしば歩いて遊びに行ったものである。夏の頃には、家の裏手を流れる三樽別川に川石を積み上げて堰を作り、よく従姉妹と行水をしたものである。
 水遊びをしていたある日、釣り人が一人、水遊びをしている私たちを眺めながら上流に向っていった。遠い記憶であるが、五十才半ばになる今でもはっきりとその情景が残っている。多分あれはヤマベ釣りの人であったに違いない。
 川沿いに家はほとんどなく、川水は豊かに音をたてて流れていたが、今はコンクリートの三面鏡を這うように水が流れ、裏も表も家だらけになっている。

 

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