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釣り竿ー読売新聞2004年 12月13日夕刊掲載

 

万年 六糸坊
 

 


「「つり竿ー25」(読売新聞2003年12月13日夕刊掲載)
 各地の川を釣り歩いていると、思いがけず面白い名前の湧水や湖沼に行き当たる。
 斜里川水系札弦(さっつる)川支流の「神の子池」は、あまりの水の清らかさにため息した。池と呼ばれてはいるが水源の湧水で、その湧き出し口が湖とは呼べないくらいの広さで水を湛えているのである。水深が一メートルほどしかないのに青く澄んだ池の底では、湧き出す水が絶え間なく砂を吹き上げ、虫食い模様のイワナが心地良さそうに泳いでいた。
 同じ斜里川水系に来運(らいうん)川という支流がある。その川の水源が湧水で、来運の湧水と呼ばれている。来運は地名だが、何となく縁起が良さそうに思えて行ってみた。薄暗い雑木林の奥に、岩間から吐き出される大量の清水を見て身震いした。京極や真狩の湧水には感じられない凄さがあって、竿を振ると、朱点の鮮やかなオショロコマが釣れた。
 尻別川水系森別川の水源は、周囲三〜四○○メートルほどの湖である。湖と言っても注ぎ込む川は見当らず、ただ雪解け水と雨水が溜まっているふうにしか見えない。初めて行ったとき、魚のライズする重たい音を聞いた。竿を携えて再び向ったが、ピクリとも魚信がない。下流ではイワナが釣れたので、大イワナに違いないのだが……と落ちつかない日をすごしていると、友人が湖中の魚の写真を撮ってきてくれた。……コイだった。その湖の名前をコックリ湖という。湖の名前に免じて、コイの川下にいるイワナをなじらないでおく。
 

Pつり竿ー25

つり竿ー1

つり竿ー11
つり竿ー2 つり竿ー12
つり竿ー3 つり竿ー13
つり竿ー4 つり竿ー14
つり竿ー5 つり竿ー15
つり竿ー6 つり竿ー16
つり竿ー7 つり竿ー17
つり竿ー8 つり竿ー18
つり竿ー9 つり竿ー19
つり竿ー10 つり竿ー20
つり竿ー21 つり竿ー31
つり竿ー22 つり竿ー32
つり竿ー23 つり竿ー33
つり竿ー24 つり竿ー34
つり竿ー25 つり竿ー35
つり竿ー26 つり竿ー36
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つり竿ー28 つり竿ー38
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つり竿ー30 つり竿ー40
   
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つり竿ー46 つり竿ー52