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釣り竿ー読売新聞2004年1月 31日夕刊掲載

 

万年 六糸坊
 

 


「「つり竿ー27」(読売新聞2004年1月31日夕刊掲載)
 魚を釣るだけを楽しむことが一般的になった今日だが、私の師匠は「釣ったお魚を食べるのは礼儀です」と言い、美幌の名人は「食べることで供養できる」と言う。どちらの話しも、生き物を傷つけ、殺すことで楽しむ釣りを考えさせられた。
 別に食べても食べなくてもいいのだが、釣った川魚を食べる釣り人はどれくらいいるのだろう。スポーツフィッシングを標榜するバスフィッシャーは、決して獲物を食べることはしないが、反対にヤマベ釣り師は獲物を食べない人が少ないのである。私の師匠は「川カジカは美味しいお魚ですよ」と言っていたので、師匠は川カジカを食べたことがあったのだろう。その師匠が、私の料理したアメマスを食べて感心してくれた。
 私は、春は山菜採り、夏は渓流釣り、秋は木の実とキノコ採りと、実に自然の恵を楽しんでいるが、その恵の一つにギョージャニンニクがある。これは好き嫌いの激しい野草だが、これを生のまま生醤油に半月ほど漬けると、世界の三大珍味に匹敵するのではないだろうか……と思える漬物になる。
 だが、師匠が感心してくれたのは醤油漬けそのものではない。ギョージャニンニクを三ヶ月ほど漬けた醤油に半日ほどひたした、アメマスの切り身の唐揚げなのである。そのとき、同様に調理したヤマベの唐揚げも持参したが、師匠はアメマスの方を感心してくれた。食味の濃いヤマベより、淡泊なアメマスの方がギョージャニンニクの風味が際立っていたのだろう。

Pつり竿ー27

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