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釣り竿ー読売新聞2004年5月 1日夕刊掲載

 

万年 六糸坊
 

 


「つり竿ー33」(読売新聞2004年5月1日夕刊掲載)
 今冬の雪には少々成らず辟易したが、季節は確実に春へと移っている。今年も禁漁前のヤマベ釣りができず、四月はじめ札幌市内の川を眺めて回った。
 コンクリートの護岸の上や笹藪越しに目を凝らすと、十センチ前後のヤマベが群れているのがいくつかの川で見られた。解禁の頃にはさらに数センチ成長し、うまく釣り人の罠にはまらないでもう一冬越すと、スモルト(ギンケ)となって降海するのである。禁漁期間は、この降海するヤマベを保護するために設けられているのだが、都会の川で健気に冬を越していたヤマベがいとおしく思えてくる。
 とりあえず川を見て回って穏やかな気持ちになったことは確かだったが、河川管理当局が設置した看板をいくつか見て考えさせられた。看板には「川に親しみ、川を大切にしましょう」とか「川に雪を捨てないように」とかいった意味の標語が書かれてあったが、何か変ではないだろうか。
 今冬のような大雪にかぎらず、川のある地域では、川にでも雪を捨てないことには生活が不便ではないか。一般家庭の排雪など川にとっては何の問題でもなく、むしろ札幌市が設けている豊平川河川敷の雪捨て場のように、汚れた雪を大量に捨てることのほうが大問題なのである。
 また、川に親しめと言ったって、川底を不要なほどに浚渫し、危険であるからと言ってフェンスを張り巡らしていたのでは、親しむ気持ちなど持てるはずがないではないか。いったい何のための看板なのだろう。

Pつり竿ー33

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