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釣り竿読売新聞2004年9月18日夕刊掲載

つり竿ー43

万年 六糸坊
 

 

「つり竿ー43」(読売新聞2004年9月18日夕刊掲載)


 秋の渓流釣りは、春ほどには心がときめかない。サビが入るのでヤマベを釣る楽しみがないのと、やはり夏の間に釣られてしまうためにほかの魚影も少ないのである。たいていはアメマスやニジマスの大物を狙うが、私はほかの狙いもあって渓に向う。
 川辺を歩いていると、風にのって茸の香りがしてくることがある。『舞茸か?』と思って風上の方を何度も探し回ったことがあるが、残念ながら舞茸はまだ見つけたことがない。そんな探すのが難しい茸より、川そばには見つけやすく旨い茸がある。
 近年は茸の数より人の方が多くなったと思えるが、カラ松林には落葉茸が生えるし、毒茸と思いがちな赤色のタマゴ茸は、エゾ松やトド松の林に生える。また、大きな柳の木にはヤナギ茸が生える。この茸は生木の幹にも生えるので、釣りながらでも探すことができる。肉厚で味の良い茸であるが、胞子が黒いので料理の色が悪くなるのが難点。枯木には鈴なりに生えることもあるので採りやすい。
 ほかには山グミやオニグルミなども楽しみではあるが、コクワとマタタビの雌木を見つけると、釣り道具をほうり投げて木登りとなる。どちらもジャムにして保存するが、マタタビは本マタタビより実の細長いミヤママタタビの方が、甘く柔らかいのでジャムにしやすい。
 友人に「釣りなんかしないで採ればいいのに」と言われるが、釣り竿の一本でも手にしていなければ、気持ち悪くて山奥の川など歩く気にはならない。

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