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釣り竿読売新聞2004年11月13日夕刊掲載

つり竿ー47

万年 六糸坊
 

「つり竿ー47」(読売新聞2004年11月13日夕刊掲載)


 釣り用語に「スレ」という言葉がある。意味は二通りあって、一つは「スレがかり」と言って口以外の部位に釣針が掛かっていることを意味する。魚は一度エサをくわえてもすぐに吐き出したり、エサに体当りすることがあるそうである。
 一度エサをくわえたときに合わせのしゃくりをしても、すでに吐き出されていて口中にはエサも釣針もない。そのときに魚が釣針の近くにいると、はずみで口以外の部位に釣針が掛かってしまうのである。体当たりなど魚の方が勝手に引っ掛かってくるのだが、釣針が尾の近くに掛かると、五割以上も大きなサイズの手応えがある。
 もう一つの「スレ」は、人間に対しても使われるのと同じで「スレている」ことを意味している。釣人が多い川の魚は、人の気配を察知する感覚に長けていて用心深く、容易にエサを食おうとはしない。それを食わせるのが釣人のウデなのであるが、経験として『食わせた』と思えることは少ない。たいていは、魚が食いついてくれるのである。
 スレた魚はまた、釣人の罠から逃れることも巧みである。岩場では岩に糸をこすりつけるように泳ぎ、深場では糸を身体にぐるぐる巻きつけ切ろうとする。多分、偶然そうして命拾いをしたことがあるのだろう。
 道東のある川では、葦片をくわえたニジマスを釣り上げた。もしかすると、葦の茎に食いついて釣針を外した経験があるのではないだろうか。そのような行動をする魚は、たいていサイズが大きい。

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