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釣り竿読売新聞2003年3月15日夕刊掲載

 

万年 六糸坊
 

つり竿ー6」(読売新聞2003年3月15日夕刊掲載)


 いつの頃にされた護岸工事かわからないが、護岸がずたずたになっているのを目にすることがある。それが、すでに何年という時間経過を感じさせる状態であると、河川工事は何のためにされたのか……と考えさせられる。
 行政は「百年に一度の災害に備えて」と言うが、その前にずたずたになってしまっては何のことか……。まあ、それ程の大工事とは思えないので、ちょっとした出水で破壊されたものだろうが、山や林道は確実に削られていた。
 あるとき道東に豪雨があり、毎年七月一日のヤマベ解禁日に向う川の支流が氾濫、畑のど真ん中に一メートル以上も畑土を穿って新しい川筋ができていた。川幅一〜二メートルの小川だが、長年使われていない灌漑用取水堰に大量の流木がつまったための出来事だった。
 同様の豪雨はたびたびあるのに、なぜこの年だけ大量の流木があったかと言うと、上流部の原野の開墾で、伐採した樹木を河川敷に投棄したための出来事だった。
 破壊した護岸を放置しても災害にならず、放置したご用済みの取水堰が災害につながる。どちらも小さな出来事ながら、伐採樹木の河川敷投棄は違法でもあり、小さなことを看過する精神は、より大きな災害をもたらすことにもなりかねない。
 行政は「百年に一度」という大きな事態を想定はするが、小さなことへの指導を怠る。管轄が異なるというのは、そのシステムを作っている者たちの言い訳でしかなく、災害という現実は一つでしかない。

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